《「KURA MASTER 2020」にてプラチナ賞受賞!》「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
2020年8月31日、パリ市内で開催された「第4回KURA MASTERコンクール」は4名のMOF(フランス国家最高優秀職人章)ソムリエを含む、トップソムリエら51名の審査員が参加。
824銘柄の中から純米酒部門において「南部美人 貴醸酒 Luciola(ルキオラ)」がプラチナ賞を受賞しました。
《南部美人が初めてチャレンジした貴醸酒!》「Luciola(ルキオラ)」とはラテン語で蛍を意味します。
「南部美人」の所在地、岩手県二戸市の折爪岳(おりつめだけ)は東北最大級のヒメボタルの生息地。
その数は何と100万匹とも言われているのだとか。
夏の夜には観賞会が催され、夏のイベントとして大人気!そんな蛍をイメージして名付けられたのが「南部美人のLuciola(ルキオラ)」先にハッキリお伝えしておきます。
蛍が商品名になったからと言って、このお酒は夏季限定のお酒ではございません!「南部美人のLuciola(ルキオラ)」は貴醸酒(きじょうしゅ)です。
日本酒はお米と米麹と水で造られています。
その水の一部をお酒に替えて造られたお酒が貴醸酒。
もう少し詳しく説明致しますと、日本酒は主に三段仕込みという方法で仕込まれます。
それは、醪(もろみ)を常に酸性に保つことで悪影響を及ぼす微生物から守る為です。
一気に原料を投入してしまうと、酸が薄まってしまうので三度に分けて仕込みます。
その三度の仕込には名前が付けられています。
順に初添え(はつぞえ)・仲添え(なかぞえ)・留添え(とめぞえ)略して添(そえ)・仲(なか)・留(とめ)です。
貴醸酒では最後の留の段階でお水の替わりにお酒を加えます。
すると、お酒なので、醪の中のアルコール度数はお水の時より高くなります。
アルコール度数が上がると酵母は元気が無くなるんです。
酵母に元気が無くなるのでアルコール発酵は弱まります。
つまり、酵母が積極的に糖を食べない。
その結果、お酒に甘味が残ります。
これが貴醸酒のメカニズム。
ちなみに、貴醸酒は日本酒の原料として認められていないお酒を加えておりますので、特定名称を名乗ることは出来ません。
従いましてカテゴリー上は普通酒です。
貴醸酒と言っても色んな味わいの貴醸酒があります。
「南部美人」が目指した貴醸酒はスッキリとした甘味と心地良い酸。
確かにこのお酒を飲んでいると幻想的な蛍の光とイメージが重なります。
私は甘味を生かしてチーズと合わせるのがオススメです。
甘いからと言って、食中には無理ってことは決してありませんので。
飲み方も冷酒、冷や(常温)、お燗とどんな飲み方でもいけますが、個人的には冷やし過ぎない方が良いように思います。
「Luciola(ルキオラ)」は気軽に飲めるお酒です。
是非一度お試し下さい。
製品仕様商品名南部美人 貴醸酒 Luciola(ルキオラ) 500mlお酒の種類日本酒内容量500ml原材料非公開スペック普通酒(貴醸酒)アルコール16度保存方法静かな冷暗所製造元南部美人(岩手県二戸市福岡上町13)